ウェストハム独自のチェコ・ルート ソウチェク、ツォウファルに...の画像はこちら >>

ウェストハムに加入したアレックス・クラール photo/Getty Images

風貌からロシアのダビド・ルイスと言われたことも

昨季6位でシーズンを終えたウェストハム。ヨーロッパリーグの出場が決まっており、16-17シーズン以来の戦いとなる。



昨シーズンまでチームの攻撃をけん引したジェシー・リンガードがチームを去ったが、CSKAモスクワからニコラ・ヴラシッチを、守備力向上のためにチェルシーからクルト・ズマを、ダブルボランチの負担軽減としてアレックス・クラールが獲得された。

23歳と若い選手でありながらチェコ代表に選ばれているクラール。トーマス・ソウチェク、ヴラディミール・ツォウファルとは代表でも同僚であり、トップチームでは3人目となるチェコ代表選手となる。

守備的MFを本職としており、[4-2-3-1]のダブルボランチでの起用が予想される。今季はELもあり試合数が増えるため、選手層を厚くした形だ。

センターバックでも起用でき、ユーティリティ性の高い選手であることが分かる。主に中盤の底からボールを散らすことに長けており、ロングフィードが彼の武器だ。また、ボールを失わず運ぶこともできるため、彼が居れば攻撃がよりスムーズに進むだろう。身長は185cmと大きく空中戦も強みとしている。セットプレイを一つの武器とするウェストハムからすれば、新たなターゲットマンの加入だ。

ソウチェク、ツォウファルに続き3人目となるチェコ代表を獲得したウェストハム。プレミアでは無名に等しいが、非常に期待できる選手だ。
ウェストハムは3試合終了時点で2位と好成績を残しており、クラールの加入がどこまでチームに影響を及ぼすのか期待したい。

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