レスター戦で先発が予想されるスコット・カーソン photo/Getty Images
36歳のベテランに期待したい
開幕戦は落としたもののその後2連勝し、勝ち点を積み上げたマンチェスター・シティ。その調子で代表ウィーク明けのレスター・シティ戦を戦いたいが、どうやらフルメンバーで臨むことは不可能なようだ。
英『Daily Mail』によれば今回のブラジル、アルゼンチンを含むレッドリスト国からの代表招集を拒んだプレミアリーグの選手たちに10日から14日までに行われる試合への出場停止処分が下るようだ。マンCではこれにエデルソン・モラレス、ガブリエウ・ジェズスが該当し、11日に予定されているレスター戦は出られない。
ジェズスに関しては調子を挙げており、残念ではあるがリヤド・マフレズで代用がきく。しかし、エデルソンに関しては唯一無二であり、控えであるザック・ステッフェンでも替えはきかない。また、ステッフェンはコロナの陽性反応が出ており、出場できないとのこと。
エデルソンへの処分が変わらない限り、レスター戦での守護神はスコット・カーソンとなりそうだ。
36歳のカーソン。チャールトンやアストン・ヴィラ、ダービーで長くプレイし、2019年にマンCに移籍している。加入後は第3GKということもあり出場機会はほぼないが、昨季のリーグ終盤戦であるニューカッスル戦に出場しチームの勝利に貢献している。この試合では3失点しているが、後方からの組み立てやロングボールへの反応と悪くないパフォーマンスを披露している。
そんなカーソンだがチームからの信頼は厚いようで、英『Manchester Evening News』によれば指揮官であるジョゼップ・グアルディオラに「私たちにとって彼が本当のリーダーだ」と言わしめるほどチームの精神的支柱を担っているようだ。
レスター戦はコミュニティ・シールドのリベンジマッチであり、難しい試合になると予想されるが、カーソンの活躍で勝利を掴むマンCに期待したい。