アトレティコのエース・スアレス photo/Getty Images
アトレティコはCL優勝候補
先日行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のミラン戦は、アトレティコ・マドリードにとって非常に意味のあるゲームだった。
2-1で勝利したことはもちろん、FWアントワーヌ・グリーズマンに復帰後初得点が生まれたのも大きい。
何かと批判を浴びていたが、アトレティコにとっては貴重な戦力だ。本人も初得点でホッと一息といったところだろう。
さらにFWルイス・スアレスも得点を挙げたのだが、スアレスがチャンピオンズリーグのアウェイゲームで得点を奪うのは実に6年ぶりのことである。
最後に決めたアウェイでの得点は2015年9月のローマ戦となっており、スアレスほどのストライカーがアウェイで6年間も無得点だったとは驚かされる。今回のゴールはPKだったが、スアレスの方も一息つけたのではないか。
何より昨季のスアレスはチャンピオンズリーグで無得点だった。リーグ戦の方では21得点を奪っていただけに、チャンピオンズリーグでの不発は痛かった。今季こそはスアレスを軸に、欧州の舞台でも白星を稼いでいきたいところ。
アトレティコは昨季のリーガ・エスパニョーラ王者であり、戦力的にもチャンピオンズリーグ制覇を狙えるチームだ。そのためにはグリーズマンとスアレスの得点が不可欠で、2人が壁を乗り越えたのであれば大きい。目指すはディエゴ・シメオネとクラブにとって悲願の欧州制覇だ。
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