決勝点のドウグラス photo/Getty Images
福岡に1-0で勝利した
ヴィッセル神戸はアビスパ福岡と対戦して1-0と勝利した。AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得へ負けられない一戦で勝負を決めたのは、途中出場のドウグラスだった。
前節浦和レッズとの上位対決で圧勝し、混戦から一歩抜け出した神戸。そのまま突き進むために勝ち点3が欲しい一戦だったが、ゴールを決められないまま終盤を迎える。
そして86分に途中出場のドウグラスがクロスを頭で合わせて値千金のゴールを決めて見せた。喉から手が出るほど欲しかった1点を決め、最後まで守り抜いた神戸が貴重な勝ち点3を手にする。
今季の神戸は夏にFWを3人獲得するなど、大型補強を行う。その中で藤本憲明が清水エスパルスへ移籍するなど、既存の選手たちの放出も致し方ない状況であった。
そんな中でドウグラスもここ最近出場機会を減らし、悔しい思いをしていただろう。そんなストライカーの思いを込めた一撃が神戸に大きな勝利をもたらしたのだ。
武藤嘉紀やボージャン・クルキッチの代わりにドウグラスが途中出場で結果を残したのは、チームにとっても大きな影響をもたらすだろう。神戸の底力を見せた1勝となった。