現在はスペインでプレイしているシルバ photo/Getty Images
多くの実力者がスカイブルーのユニフォームに袖を通した
プレミアリーグ第17節終了時で勝ち点41ポイントを稼ぎ、リーグ首位を走っているマンチェスター・シティ。過密日程と新型コロナウイルスの影響もあり、試合延期が相次ぐ中でもシティは怪我人がフェラン・トーレスのみと少ない。
そんなシティだが、2008年にUAEの投資グループであるアブダビ・ユナイテッド・グループに買収されたことで、クラブに多額の資金が投入されて力を付けている。買収後から現在に至るまでの補強は強烈であり、多くのスター選手をマンチェスターに呼び寄せた。
現在のチームであれば、ケビン・デ・ブライネが最もヒットした補強となったか。もちろん、ルベン・ディアスやカイル・ウォーカー、ベルナルド・シウバ、エデルソン・モラレスと挙げればキリがないのだが、ベルギー代表MFはリヴァプールのモハメド・サラーのような絶対的な選手だ。今季はコンディション不良でプレイタイムを減らしていたが、昨季CLでの活躍は圧倒的であった。ビッグイヤー獲得は逃したが、さすがといえるパフォーマンスを披露した。
既に退団してしまった選手に目を向けるとヴァンサン・コンパニやセルヒオ・アグエロ、ダビド・シルバの姿が浮かぶ。残念ながら現役でプレイしているのはシルバのみだが、どの選手もシティへの貢献度は大きい。11-12シーズンに優勝を決めたのはアグエロであり、紛れもないシティのレジェンドだ。
その中でも異質なのがシルバか。
買収された2008年から2021年までの多くの補強を行ってきたシティ。近年は以前と比べ、優秀な選手を獲得する精度が高まってきており、次のシルバやアグエロを見つけ出す日も近いだろう。