伝統の「8」を背負う乾貴士 清武との“新旧8番”共演で上位進...の画像はこちら >>

昨季C大阪へ復帰した乾 photo/Getty Images

清武は2012年に8番を背負う

昨季エイバルからセレッソ大阪へと復帰を果たした乾貴士。過去にもC大阪で輝きを放ったドリブラーに大きな期待を寄せられたものの、J1で8試合1得点に終わった。

そんな乾だが今季はクラブのレジェンドたちが背負ってきた伝統の8番を背負い、本来の姿を披露できるだろうか。

2008年に横浜F・マリノスから当時J2だったC大阪へ加入。レヴィー・クルピ監督の下で香川真司ら2列目でともに存在感を発揮すると、2011年のボーフム移籍をきっかけに活躍の場を欧州へと移す。ブンデスではフランクフルトでもプレイし、2015年にエイバルへ移籍。リーガ・エスパニョーラへと挑戦するとレアル・ベティスやアラベスでもプレイし、昨夏日本への復帰を決めた。

今季は新たに8番を背負うこととなった乾。これまで森島寛晃や香川を筆頭にクラブを代表する選手たちがその番号を背負ってきた。乾も彼らのように存在感を見せてチームをけん引していく責任があるだろう。

そんな乾と共演に期待したいのが清武弘嗣だ。2012年に8番を背負った経験のある同選手だが、昨季は負傷の影響もあり夏場は出場が叶わず。その間に乾が出場機会を増やし10月に清武が復帰するも、翌月には乾が負傷離脱してしまい、彼らがともにプレイしたのは、わずか数試合だ。完全復活を目指す今季は新旧8番の共演がC大阪に大きな影響をもたらすはずだ。

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