重要な一戦の前に頼れるキャプテン・吉田麻也が戻ってきた photo/Getty images
難しいアウェイゲームとなりそうだ
日本サッカー協会は16日にアジア最終予選を戦う日本代表を発表している。今回も前回に引き続きアーセナルの冨安健洋は不在となり、代役としてフランスのニームでプレイする植田直通が選ばれた。
冨安の不在は残念だが、日本代表のセンターバックの選手層は厚い。前回の代表戦2試合では冨安と吉田麻也が不在であったが、板倉滉と谷口彰悟が完璧に代役をこなして中国戦、サウジアラビア戦をクリーンシートで終えている。ここまで冨安吉田コンビがほぼ固定だっただけに、収穫のある代表戦となった。
今回はそんな吉田が復帰となった。所属クラブのサンプドリアでも信頼は厚く、復帰後はスタメンに名を連ねている。ワールドカップ・カタール大会へのストレートインを決めるためにも、オーストラリア戦の吉田先発は堅いだろう。
そこで気になるのは誰が吉田とコンビを組むかだ。予想されるのは板倉、谷口の二人だろう。植田も最終予選で出番があったが、彼らに並ぶパフォーマンスではなかった。
ここまでのCBの並びで見るのであれば谷口が吉田と組むことになるか。吉田は冨安と組む際に常に右CBとなっており、今回もそうなるのであれば板倉と組んだ際や所属クラブで左CBを任されている谷口が一歩有利となる。ビルドアップでも守備でも十分にトップレベルであり、安心して任せられる。
板倉の強みとしては東京五輪で吉田麻也と組んだ経験があることだ。初戦南アフリカ戦、2戦目のメキシコ戦で吉田とのコンビで勝利を挙げている。谷口、板倉ともに代表でのトレーニングで組んでいるとは思うが、実戦とトレーニングでは得られるものが違う。また、今回のオーストラリア戦はアウェイであり、海外に慣れている点でも板倉が有利となる。オーストラリアとしては負けられない一戦であり、アウェイ特有の難しい空気になることは予想できる。
両者ともに安心できるCBだが、ここまでの経歴から板倉がコンビとしては最適か。25歳と若く、将来のことを考えても板倉にここでより多くの経験を積ませることは日本サッカーにとってプラスだ。重要な一戦だけに森保監督も悩ましいところではあるが、誰が吉田とコンビを組むのだろうか。

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