ペドリを中心とするブスケッツ、デ・ヨングの中盤の出来は素晴らしい photo/Getty images
シーズン開幕時と今では全く違うチームになった
バルセロナと言われて真っ先に思い浮かぶのはリオネル・メッシの名だ。今はリーグ・アンのパリ・サンジェルマンでプレイしているが、彼はバルセロナのレジェンドだ。
メッシのイメージも大きいが、アンドレアス・イニエスタ、シャビ・エルナンデス、セルヒオ・ブスケッツからなる中盤3枚の印象も強い。この並びはジョゼップ・グアルディオラが監督となってから見られるようになっており、バルセロナがCLを制した10-11、14-15シーズンの中盤は彼ら3人だった。しかし、シャビ、イニエスタらがチームから離れることになって中盤の支配力が年々落ちていったのは事実だ。
それでも、シャビが監督として戻ってきてから中盤の支配力は高まりつつある。ペドリとフレンキー・デ・ヨングの台頭だ。台頭といっても以前からチーム内で実力を示していた二人だが、シャビが加わったことでより一層力を伸ばした印象だ。ブスケッツは33歳とベテランの域に突入しているが、彼のパス捌きは衰えていない。
英『Squawka』では「バルセロナの中盤トリオは世界最高か」と題して特集を組んでいる。そこではブスケッツの配球、デ・ヨングの汗かき役としての働き、そしてペドリの創造性を称賛しており、今の3人を高く評価している。実際にレアル・マドリードとのエル・クラシコでの中盤はバルセロナが圧倒していた。
また、現在の中盤ランキングというのも作っており、5位にインテルのマルセロ・ブロゾビッチ、ニコロ・バレッラ、ハカン・チャルハノール、4位にレアルのカゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、3位にリヴァプールのファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、ジョーダン・ヘンダーソン、2位にバルセロナのトリオ、1位にマンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウバとしている。

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