レンヌでは活躍したニアングだが…… photo/Getty Images
クラブとともに苦いシーズンを過ごす
過去にはミランで本田圭祐と共闘し、2018年のワールドカップではセネガル代表の主力として日本戦を含むグループステージ3試合に先発して1ゴール1アシストの成績を残したアタッカーが苦しんでいる。
ここ最近話題になっていないのが、27歳のFWエムバイェ・ニアングだ。
188cmの長身ながら足下の技術も高いニアングは、若い頃より名門ミランで期待を集めていた。2015-16シーズンには8ゴールを記録するなど、その活躍を記憶している人は多いはず。
そのニアングが今どこにいるのかというと、リーグ・アンからの降格がほぼ確実となりつつあるボルドーだ。ニアングは現在最下位に沈んでいるボルドーに今季より加入したのだが、ここまでリーグ戦では3ゴールしか決めていない。チームを助けることはできず、ボルドーはクラブ史に残る悲惨なシーズンを過ごしている。
まだ27歳と若いが、セネガル代表からも離れている。最後の出場は2019年の11月となっており、ニアングは今冬のアフリカ・ネーションズカップ制覇の歓喜を味わうことは出来なかった。ミランでプレイしていた当時から考えると、現状は寂しい。
2019-20シーズンには同じフランスのレンヌでリーグ戦10ゴールを挙げるなど結果も出していたが、続く2020-21シーズンからはサウジアラビアのアル・アハリにレンタル移籍するなど状況が変わってしまった。
ボルドーが2部へ降格すれば動きがあるはずだが、27歳のニアングのキャリアはどうなっていくのか。

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