ロナウドはタイトルに飢えている photo/Getty Images
移籍市場での動きは鈍い
以前のマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスでタイトルに囲まれたキャリアを過ごしてきたFWクリスティアーノ・ロナウドにとって、プレミアリーグを6位で終えた2021-22シーズンは到底納得できるものではなかっただろう。
最近ではローマ移籍案も噂されていたが、ロナウドが将来について考え始めても不思議はない。
スペイン『as』は37歳とキャリア終盤に入ったロナウドが今も成功に飢えており、まだタイトル獲得を狙っていると主張。そのためにはマンUが移籍市場で積極的に動く必要があるが、今夏先に動いたのはプレミアリーグをリードする王者マンチェスター・シティとリヴァプールの方だ。
マンCはFWアーリング・ハーランド、リヴァプールはFWダルウィン・ヌニェスとそれぞれ大物ストライカーを迎えているが、マンUはまだ本格的に動いていない。指揮官エリック・テン・ハーグ招聘は素早く決めたものの、今の戦力ではマンCやリヴァプールに対抗するのは厳しいだろう。
ロナウドはもちろんだが、サポーターにも今夏の市場で意欲的な姿を見せたいところ。いきなりマンCやリヴァプールに対抗するのは難しいだろうが、少なくとも戦力は揃えておきたい。
果たしてマンU上層部はロナウドを納得させる補強を見せられるのか。ロナウドが現状に満足していないのは明らかで、同メディアはロナウドが別の地での将来を検討する可能性もあると伝えているが、マンUは今夏のうちに明確なビジョンを示せるのか。