直近のアーセナル戦でゴールを決めたマディソン photo/Getty Images
主力に移籍の噂が飛び交っている
今夏は財政が厳しいという報道もあり、多くの主力選手の移籍が噂されているレスター・シティ。攻撃の中心であるMFジェイムズ・マディソンに関しては、なんとか引き留める方向で動いているようだ。
マディソンは2018年にノリッジ・シティからやってきた選手であり、今季でレスター在籍5シーズン目に突入。クラブとの契約はまだ2年残っているが、ここのところ、ニューカッスル・ユナイテッドからの関心が噂されている。
昨季のマディソンは、リーグ戦12ゴール8アシストというキャリアハイの成績を残しており、今季もプレミア開幕から2戦合計1ゴール1アシストを記録。11月のカタールW杯に向け、滑り込みでのイングランド代表入りを望む声もある。
英『Daily Mail』によれば、ニューカッスルはマディソン獲得に向け、ここ数週間で2度のオファーを提出したようだが、どちらもレスターは拒否。彼らはマディソンと長期契約を結びたいと考えているようで、契約更新に関する話し合いを開始したという。
さらに、契約最終年を迎えているFWジェイミー・バーディとも、今後数週間のうちに新契約を結ぶつもりだという。
長らくチームの守護神を務めてきたGKカスパー・シュマイケルがニースへと移籍し、DFウェズレイ・フォファナやMFユーリ・ティーレマンスの移籍が噂されている今夏のレスター。大幅な戦力低下が懸念されるが、マディソンとバーディが残れば、少なくとも攻撃の柱は失わずに済む。
当然ブレンダン・ロジャーズ監督は全員を残したいはずだが、クラブの財政的にいずれかの選手は放出することになってしまうのか。移籍市場閉幕までの残り約2週間、レスターの動向に注目だ。