プレミア開幕3連勝のアーセナル 無敗優勝を飾った“黄金期以来...の画像はこちら >>

ボーンマス相手に0-3の勝利 photo/Getty Images

結果だけでなく内容も良いアーセナル

プレミアリーグ第3節で、昇格組のボーンマスから0-3の勝利を挙げたアーセナル。これで今季は開幕3連勝となり、暫定首位に浮上している。



クリスタル・パレス戦、レスター・シティ戦と同じスタメンでボーンマス戦に臨んだミケル・アルテタ監督。試合開始早々にMFマルティン・ウーデゴーのゴールで幸先良く先制すると、その6分後には再びウーデゴーがシュートを突き刺し、2点目をゲット。

後半に入ると、DFウィリアム・サリバがアーセナルの3ゴール目を記録。オフサイドで取り消しとなったものの、FWガブリエウ・ジェズスがあわや4点目となるシュートを放つなど、完璧とも言える内容で勝利を収めた。

これでアーセナルはプレミア開幕から3戦3勝、得点9、失点2という結果に。昨季はマンチェスター・シティやチェルシーが相手だったとは言え、開幕3連敗を喫しており、得点0、失点9だったことを踏まえれば、今季はまるで正反対の成績を残すことができている。

さらに、アーセナルが開幕3連勝を飾ったのは、2004-2005シーズン以来のこと。無敗優勝を飾った2003-04シーズンも同じく開幕3連勝を飾っており、今季のアーセナルは“インビンシブルズ以来”のスタートダッシュを見せていると言っていいだろう。

現状、アーセナルと同様に開幕3連勝を飾る可能性があるチームは、マンチェスター・シティのみとなっている。他のビッグ6のチームでは、マンチェスター・ユナイテッドが開幕2連敗を喫しており、リヴァプールも開幕2引き分けと、いずれもスタートダッシュに失敗している。

まだまだシーズンはこれからだが、アーセナルがこのままの調子を維持できればトップ4入りは固いだろう。あと気になるのは、強豪と対戦した際にどういった結果を残せるか。


アーセナルは第6節にマンU戦を控えており、これが今季最初の対ビッグ6戦となる。いくら今のマンUが絶不調とは言え、彼らはMFカゼミロを獲得するなどビッグネームの確保に成功しており、ここまでに立て直してくる可能性は十分にある。アーセナルはこの鬼門を突破できるかどうかが、今後の命運を大きく左右することになるだろう。

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