レスター・シティ行きの可能性があるマルセロ photo/Getty images
初のイングランド挑戦となる
レアル・マドリードのカゼミロがマンチェスター・ユナイテッド行きを決断したことは大きな話題となった。所属するレアルでの立場が悪くなったわけではなく、アンカーとしては世界でもトップ3に入る実力者だろう。
そんなカゼミロに続いてリーガ・エスパニョーラの大物がプレミアリーグに移籍するかもしれない。マルセロのことだ。英『SPORTbible』によると2023年までの1年契約でレスター・シティに加入する可能性が非常に高いという。
ブラジルのフルミネンセでキャリアをスタートさせ、2006年からレアルでプレイしていたマルセロ。レアルでは546試合に出場して38ゴール103アシストを記録した超攻撃的サイドバックである。カゼミロと同じく5回ビッグイヤーを獲得しており、その経験はレスターでも必要とされるはずだ。
レスターは財政難で今夏の補強が進んでいなかったが、ウェズレイ・フォファナをチェルシーに売却したことで補強が進んでいる。すでに伊東純也所属のスタッド・ランスからヴォウト・ファエスを獲得しており、フォファナが抜けた穴を埋めた。他ではアタランタのジェレミー・ボガが候補として挙がっており、移籍市場の終盤で積極的な動きを見せている。
ただマルセロがプレイすることになる左SBにはルーク・トーマス、ライアン・バートランド、ジェイムズ・ジャスティンとすでに選手がいる。来たとしてもポジションを争うことになるが、もし敗れることになれば余剰戦力となる。移籍金はゼロ円でも多少なりとも年俸がかかると考えればそこまでして獲得する必要があるのか疑問が残る。
カゼミロに続きイングランドに上陸しそうなマルセロ。その経験値は素晴らしく、レスターでプレイすることになるのだろうか。