シティ戦での活躍にも期待 photo/Getty Images
トッテナムでの初ゴールを決めた
チャンピオンズリーグ・グループD第1節、オリンピック・マルセイユとの一戦で2-0の勝利をあげたトッテナム。トッテナム移籍後初ゴールを含む2得点を記録したFWリシャルリソンは、このCLでのプレイを心待ちにしていたようだ。
今夏に5000万ポンド(83億円)+ボーナス1000万ポンド(17億円)といわれる移籍金でエヴァートンから加入したリシャルリソン。アントニオ・コンテ監督はここまで途中出場からゲームの流れを変えるジョーカーとして彼を起用していたものの、先日行われたプレミアリーグ第6節フラム戦では、ついにスタメンに抜擢した。
この試合のリシャルリソンは、MFピエール・エミール・ホイビュルクの先制ゴールを前半のうちにアシスト。試合終了間際には自らネットを揺らしたものの、VARによってオフサイドと判定され、ノーゴールに終わった。
そして今回のマルセイユ戦では2試合連続の先発出場となったリシャルリソン。CLデビュー戦となったこの試合で彼はヘディングから2ゴールをあげ、チームに勝ち点3をもたらした。
英『Daily Mail』によれば、コンテ監督はこのリシャルリソンのパフォーマンスを称賛。彼がCLでのプレイに特別な想いを抱いており、それに付随したやり取りがあったことを明かしている。
「まず第一に、私はハッピーだ。リッチー(リシャルリソン)はこのような夜を過ごすのに値する選手だからね」
「リッチーと契約したとき、早くプレイしたいし、CLの音楽を聴くのが待ちきれないと言っていたのをよく覚えている。言葉数は多くないが、私にとっては重要な言葉だ」
「今朝、私は彼のことを思い出してこう言ったんだ。『リッチー、君が言ったことを覚えているよ。
今回のマルセイユ戦の結果により、リシャルリソンは直近4試合で2ゴール2アシストと数字を伸ばした。今季のトッテナムはリーグ戦とCLの計7試合で未だ無敗だが、彼がいなければこの成績もなかっただろう。11日には中2日で強豪マンチェスター・シティ戦を迎えるが、ここでも彼の活躍がキーファクターとなりそうだ。