充実の2年目をスタートさせたメッシ photo/Getty Images
グアルディオラのいるマンCが理想的なんて意見もあったが……
昨夏バルセロナを離れ、パリ・サンジェルマンへ向かったFWリオネル・メッシ。昨季もリーグ戦で6ゴール14アシストとまずまずの成績は残していたのだが、リーグ・アンの環境にやや苦労したところがあった。
しかし今季は違う。2年目を迎えたメッシはリーグの環境に適応すると同時に、ネイマール&キリアン・ムバッペと構成するMNMの連携も向上。指揮官がクリストフ・ガルティエに代わったことで3バックがメインシステムとなり、これもMNMの能力をよく引き出している。
英『Daily Mail』は、同じく昨夏移籍を決意したFWクリスティアーノ・ロナウドと評価が逆転したと主張している。
ロナウドは慣れた古巣マンUヘ向かい、昨季もプレミアリーグで18ゴールを奪った。昨夏の時点でロナウドにとってマンU復帰は悪くない選択肢と捉えられており、双方にとってメリットの大きい移籍と考えられた。一方のメッシはジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティへ向かった方が良かったのではないかなんて意見もあり、パリがメッシにとってベストな場所かは意見が割れていた印象だ。
だが、同メディアの指摘通りこの1年で両者の評価は大きく変わった。昨夏のマンUはロナウドに加えてFWジェイドン・サンチョ、DFラファエル・ヴァランも獲得しており、優勝争い参戦を期待したサポーターも多いはず。ところが結果はまさかの6位フィニッシュでチャンピオンズリーグ出場権まで逃し、ロナウドは今夏の退団説も頻繁に噂され、マンU復帰はあまり良い結果をもたらさなかった。
対してメッシには、もうグアルディオラの下へ向かった方が良かったなんて声は聞こえてこない。
結果論ではあるが、同メディアは1年で両者の評価が入れ替わったと振り返る。ワールドカップへ向けて良い準備をしているのは明らかにメッシの方で、パリでのパフォーマンスから再びメッシの評価は上がってきている。

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