ミランで成長するレオン photo/Getty Images
未来のポルトガル代表エース
昨季は悲願のスクデットを取り戻し、今季も上位争いにきっちりと顔を出しているミラン。そのチームに欠かせないのがポルトガル代表FWラファエル・レオンだ。
10代の頃より有名な存在ではあったが、ここ1、2年で急激に成長。23歳の大型アタッカーは徐々に手がつけられないプレイヤーとなりつつある。
5日に行われたチェルシーとのチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節は0-3の完敗に終わったが、レオンはチームトップタイの3度のドリブルを成功させるなど才能は見せていた。188cmの恵まれた体格に加え、ファーストタッチが柔らかくて相手DFの逆を突くことができる。大きなストライドのドリブルは一度加速させると止めるのが難しく、レオンもかなりの自信を持ってドリブルを仕掛けているのだろう。チェルシー戦でもレオンの突破からチャンスは作れていた。
伊『Tuttomercato』によると、チェルシーでプレイするFWピエール・エメリク・オバメヤンもレオンの才能を絶賛する。
「彼は信じられないプレイヤーだね。本当に印象的だ。非常に速くてパワフルで、あらゆる場面で違いを作れる。インクレディブルだよ」
ポルトガル代表でも存在感を強めており、ワールドカップ・カタール大会で先発に抜擢されても不思議はない。今後センターフォワードにメインポジションを移していく可能性もあり、レオンもクリスティアーノ・ロナウドの後継者候補の1人だ。