C・ロナウドの早退は今季2度目 テン・ハーグが明かしたチェル...の画像はこちら >>

トッテナム戦で早退してしまった photo/Getty Images

今季は公式戦2ゴールに留まっているロナウド

20日のトッテナム戦で試合終了前にロッカールームへ引き上げたことが問題となっているマンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド。23日のチェルシー戦はメンバー外となることが決まったが、エリック・テン・ハーグ監督はこの決断を下した理由を明かしている。


 
MFフレッジとMFブルーノ・フェルナンデスのゴールにより、2-0でトッテナムに勝利したマンU。ところが、この試合でスタメンから外れたロナウドは後半アディショナルタイム突入直前に会場から姿を消してしまった。
 
21日、クラブは次節チェルシー戦のメンバーにロナウドを含めないことを発表。英『Daily Mail』によれば、ロナウドは交代を拒否してベンチを去っていたようで、彼がそのままオールド・トラッフォードを後にしたと伝えている。
 
しかし、ロナウドが独断でスタジアムを去ったのはこれが初めてではない。今夏に行われたプレシーズンマッチのラージョ・バジェカーノ戦に先発出場したロナウドは、ハーフタイムで交代。その後、試合終了を待たずして帰宅したことが波紋を呼んでいた。
 
英『Manchester Evening News』によれば、テン・ハーグ監督は今回のチェルシー戦でロナウドをメンバー外にしたことについて、その背景を明かしている。やはりラージョ戦に続いて2度目の問題行動となったことが大きいようだ。
 
「彼がチームにとって重要な選手であることに変わりはない」
 
「私は監督であり、ここのトップスポーツカルチャーに対する責任がある。だから私は基準や価値観を定めなければならないし、それをコントロールする必要がある」
 
「ラージョ・バジェカーノ戦の後、彼には(そのような振る舞いは)容認できないことだと言ったが、彼だけでなく誰に対しても言えることだ。それゆえ2度目となれば、報いを受ける必要があるだろう」
 
「明日は彼なしで戦うことになる。
チームにとっては残念なことだが、グループの姿勢やメンタリティを考慮すれば、それは大切なことだ。そして何より、今はチェルシー戦に集中することが最も重要だ」
 
ロナウドは今回の一件についてSNSを通じて弁解しているが、再びチームと合流した後、反省していることを行動や態度で示す必要があるだろう。ピッチ内の不調がピッチ外にも響いてしまっているが、ここから立て直すことはできるのか。

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