以前マンチェスター・ユナイテッドでプレイしていたメンフィス・デパイ photo/Getty images
どう手を打つか
選手との問題もあり、クリスティアーノ・ロナウドとの契約解除を発表したマンチェスター・ユナイテッド。
ロナウドのポジションはセンターフォワードで、ユナイテッドはこのポジションが現状弱点とされている。
英『BBC』によると、ユナイテッドはメンフィス・デパイの再獲得を目指しているようだ。
エールディビジのPSVでリーグ得点王のタイトルを獲得するなど素晴らしい活躍を披露したデパイ。その後2015年にユナイテッドに移籍。背番号はロナウドら歴代の主要人物がつけた7番が与えられた。
しかしユナイテッドでのキャリアは長いものにはならず、16-17シーズンの後半戦からリーグ・アンのリヨンでプレイすることに。
リーグ・アンがデパイに合っていたのか、翌17-18シーズンには19ゴール13アシストを記録。継続して素晴らしい数字を残しており、20-21シーズンには20ゴールの大台に到達している。その後バルセロナへ移籍し、初年度こそ輝かしい成績を残したが、今季はここまでリーグ戦では2試合しか出番がない。
デパイをユナイテッドが狙う理由はいくつかあるが、その一つに獲得しやすさがある。バルセロナの財政状況は不安定であり、CLをグループステージ敗退したことで得られる賞金が減ってしまった。
ただユナイテッドやバルセロナとメガクラブではコンスタントに数字を残せておらず、獲得したとしても戦力にならないという可能性もある。プレミアは年々レベルが上がっており、懸念点はそこにある。