セルティックに移籍した小林友希 photo/Getty images
期待のレフティが旅立っていった
スコットランドのセルティックには現在、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介が在籍しており、5人目の日本人として小林友希がやってきた。
ヴィッセル神戸でプレイしていた22歳で、セルティックでは18番を背負うことが決まった。
「日本人選手が好成績を収めているので、このクラブにはとても良い印象を持っている。セルティックは日本で最も有名な欧州クラブの一つだと思う。すでに1シーズン以上日本人選手がここにいるという事実は自分の助けになる」
スコットランドメディア『THE SCOTSMAN』ではセルティックに加わった小林が古橋らすでにスコットランドでプレイしている選手の存在が移籍を助けてくれたと語っている。異国の地で自分を知っている人がいるのは心強く、クラブに、サッカーに適応するのを助けてくれる。海外移籍はサッカーだけでなく、私生活も変わるためそういった面でサポートを受けられるのも大きい。
「私たちの代表チームは今とても上手くいっている。将来彼らと共にプレイしたい。これがセルティックに来た理由です。ここで上手くプレイして、順調に物事が進めば将来的に代表に入れるチャンスはある」
海外移籍が日本代表入りにつながると小林は考えているようだ。アンダー世代での招集歴はあるが、フル代表入りはまだない。
セルティック移籍後、古橋、前田、旗手の3選手が森保ジャパンに招集されており、小林の考えは間違っていない。
小林のポジションはセンターバックで、今の代表ではライバルが多い。冨安健洋、板倉滉が頭一つ抜けており、伊藤洋輝もいる。チェイス・アンリのような若手も今後招集される可能性が高く、小林のライバルとなるだろう。
左利きというCBとして大きな武器を持っている小林。185cmとサイズもあり、今後どのような活躍を披露するのか。楽しみだ。