25歳と中堅世代に入っているラッシュフォード photo/Getty Images
ケインを脅かす点取り屋になってほしい
クリスティアーノ・ロナウドが去ったマンチェスター・ユナイテッドでエースとなっていくのは誰か。FIFAワールドカップ・カタール大会による中断期間も終わり、シーズンは後半戦へと突入していく。
いきなり魅せたのはFWマーカス・ラッシュフォードだ。イングランド代表はベスト8敗退に終わったものの、カタールの地でも印象的な活躍を見せたラッシュフォードは21日に行われたカラバオ杯・4回戦のバーンリー戦に先発。
すると1-0でリードして迎えた57分、右サイドでボールを受けたラッシュフォードはスピードに乗ったドリブルで一気に相手ペナルティエリアへ侵入し、右足の強烈な一撃でゴールネットを揺らしてみせた。
英『Daily Mail』はさっそくSNS上でのファンの声を紹介しているが、全盛期のクリスティアーノ・ロナウドと重ねる声も挙がっている。
「ラッシュフォードのプレイはロナウドを思わせる。自信を持ってドリブルしている」
「ラッシュフォードが全盛期のロナウドになった」
マンUはもちろん、イングランド代表にとってもラッシュフォードの成長は重要だ。イングランド代表は相変わらずハリー・ケインがエースを務めるが、2026年大会を迎える頃は32歳だ。ピークを維持出来ているか不透明なところもあり、そろそろケインの後継者となる点取り屋を見つけておきたい。
頼れる点取り屋が欲しいのはマンUも同じで、10代の頃より期待されてきたラッシュフォードの本格覚醒に期待がかかる。プレミアリーグでの得点数は2019-20シーズンに挙げた17ゴールをピークに減少傾向にあるが、ラッシュフォードはイングランドを代表する点取り屋になっていけるのか。25歳と中堅世代を迎え、大きな成果が期待される年齢に突入している。