ブライトンで引退することになったエノック・ムウェプ photo/Getty Images
どのようなコーチとなるのだろうか
今季シーズン序盤から好調を維持するブライトン。昨季ベルギーに武者修行に出ていた三笘薫はすでに主力として活躍しており、攻撃面でチームを支えている。
そんなブライトンで今季もプレイするはずだったのがMFエノック・ムウェプだ。
ザンビア代表の24歳で、2021年にレッドブル・ザルツブルクからイングランドにやってきた。昨季は18試合に出場して2ゴール4アシストを記録しており、今季も序盤から出番を得ていた。
しかし10月、先天性の心臓病が見つかり、現役でプレイすることを断念することに。24歳と早すぎるリタイアとなってしまった。
英『The Athletic』によると、ムウェプは2023年の1月からU-9のコーチとしてブライトンに復帰することが決まったようだ。
「エノックがクラブに残って若い選手たちの育成に力を貸してくれることになり、本当に嬉しい。彼は豊富な経験を持っていてCLやプレミアリーグでプレイした。自国ではキャプテンも務めている。これはエノックのサッカー人生における次の章となる」
「我々はエノックのキャリアの手助けをしたいと強く願っていた。彼がアカデミースタッフのコーチングスタッフに加わるというオファーを受け入れたことを嬉しく思う」
同メディアではブライトンのコーチであるロベルト・デ・ゼルビ監督とクラブCEOであるポール・ハーバー氏がムウェプに向けたコメントを掲載している。24歳での早すぎる引退は残念だが、コーチとして大成しブライトンに恩返しすることができれば、素晴らしいストーリーとなるのだろう。
ムウェプのセカンドキャリアに期待だ。
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