マンUで調子を上げるラッシュフォード photo/Getty Images
テン・ハーグの下で波に乗っている
FIFAワールドカップ・カタール大会よりイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが絶好調だ。イングランド代表ではスタメンで固定されているわけではないが、ワールドカップで3ゴールを記録。
その勢いはマンチェスター・ユナイテッドに戻ってからも続いており、現在カップ戦を合わせて5試合連続得点中だ。全コンペティションを合わせると今季は25試合で15ゴール6アシストと見事な成績を残している。
この活躍に注目したのはスペイン『MUndo Deportivo』だ。ラッシュフォードは10代の頃より有名な存在ではあったが、やや伸び悩んでいるところがあった。本来はもっと早い段階でプレミアリーグを代表するスターになっておくべき選手だったが、いよいよその時がきたのではないか。
「プレミアに新たなスターが誕生した。というより、帰ってきた。これがラッシュフォードだ。彼の成長は停滞していて、多くの人が諦めかけていたが、ロナウドが去ってからは変わった。彼はすでにカタールのW杯でも際立っており、3ゴール決めている」
マンUはFWクリスティアーノ・ロナウドを手放しており、チームにはエースが必要だ。エリック・テン・ハーグの下でラッシュフォードが覚醒してくれるなら、これほど心強いことはない。ラッシュフォードはウイングの位置でも活躍できる選手だが、アレハンドロ・ガルナチョなど楽しみな若手アタッカーが出てきていることを考えればセンターフォワード起用も面白い。
14日にはマンチェスター・シティとのダービーマッチに臨むが、今勢いに乗っているのはユナイテッドの方か。ラッシュフォードがどこまで数字を伸ばしてくるかも楽しみで、いよいよ真のスターになる時だ。