アタランタで躍動するルックマン photo/Getty Images
セリエA初挑戦は当たった
セリエAで首位を走るナポリではナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが大ブレイクしており、ここまで得点ランクトップとなる12ゴールを挙げている。今のセリエAでは他のFWを圧倒する特別なストライカーと言えよう。
その衝撃が大きすぎることもあり、ここ最近はオシムヘンの話題ばかり出ている。しかし、アタランタで大ブレイクしているFWにもスポットを当てたい。
今季得点ランク2位タイまで数字を上げてきたのは、アタランタFWアデモラ・ルックマン(25)だ。
アタランタは前節サレルニターナに8-2のスコアで勝利を収めているが、ルックマンも2ゴールを記録。今季の得点数は9ゴールとなっており、スペツィアFWムバラ・エンゾラ、インテルFWラウタロ・マルティネスと並んで得点ランク2位タイだ。
ルックマンといえば2016-17シーズンにエヴァートンの一員としてプレミアリーグデビューを飾り、当時は期待の若手アタッカーだった。しかし、その後は数字が伸び悩んだところがあり、ライプツィヒ、フラム、レスター・シティと転々としてきた。
昨夏にはアタランタへと移籍してセリエA初挑戦に踏み切ったのだが、この判断は当たりだ。ここまで記録しているリーグ戦9ゴールはキャリアハイとなっており、たった17試合でのキャリアハイ更新だ。
得点ランク1位のオシムヘンもナイジェリア代表の選手だが、ルックマンもA代表はナイジェリアを選択している。セリエA得点ランク1位&2位が揃ってナイジェリア代表というのも特長的で、今後は代表で2人のコンビネーションを見る機会も増えそうだ。