今もポルトの主力を務めるペペ photo/Getty Images
スピード対応も空中戦も強い
近年は30代後半でも活躍する選手が増えており、特にセンターバックではチェルシーのチアゴ・シウバ(38)やフランクフルトの長谷部誠(39)などチームの中心的存在となっているベテランもいる。
だが、身体能力の面ではFCポルトに所属するポルトガル代表DFペペこそが真のモンスターなのかもしれない。
レアル・マドリードでも長く活躍してきたペペは、今月26日に40歳の誕生日を迎える。今でも名門ポルトの主軸であり、その身体能力は昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会でも披露した通り。スピード対応、空中戦の強さも健在で、カタール大会・ベスト16のスイス戦では強烈なヘディングシュートも決めた。
クラブとの契約は今季までとなっているが、クラブのピント・ダ・コスタ会長にペペとの冒険を終える気はない。
仏『Foot Mercato』によると、同会長は以前「彼はあと5、6年プレイすると思う。彼はモンスターだからね」と語っていたが、会長の言葉通りにいけばペペは45、46歳までプレイすることになる。
今月26日に40歳を迎えても、ペペの身体能力に大きな変化はないだろう。ファイタースタイルな守備は健在で、同じポルトガル人選手でもクリスティアーノ・ロナウド以上の怪物と言えそうだ。