毎年結果を残すインモービレ photo/Getty Images
2ゴールでラツィオの勝利に貢献
ラツィオはセリエA第23節でサレルニターナと対戦。後半に2ゴールを奪って2-0と完勝した。
[4-1-2-3]の最前線で先発したインモービレは、前半から相手の背後を狙う動きでチャンスに絡む。そして迎えた60分、左サイドからテンポよくパスをつなぎ、左サイドバックのアダム・マルシッチが奥深くまで突破して中央へと折り返す。タイミングよく合わせたインモービレが決めて先制する。
さらに69分にもPKを決め、ドッピエッタの活躍でチームに勝点3をもたらした。過去にセリエAで4度トップスコアラーに輝いた男は、セリエA通算191ゴール目を記録し、リーグの歴代最多得点記録で8位に浮上。さらにこの日が誕生日だったインモービレは最高の日となったことだろう。
ここぞの場面で顔を出してゴールネットを揺らすインモービレは、相手の隙を見逃さないストライカーだ。2016年にラツィオに加入してからは、毎年ゴールを重ねており、最もゴール数が少ない18-19シーズンでも15ゴールを決め、翌年にはキャリアハイの36ゴールを奪取。イタリアが生んだ稀代のストライカーはこれからも自身の得点数を更新していく。