リヴァプールでプレイするヌニェス photo/Getty Images
来季以降のゴール量産は
18日のニューカッスル戦では1ゴールを決めたものの、昨夏にベンフィカからリヴァプールに加わったFWダルウィン・ヌニェスは初のプレミアリーグに苦戦気味だ。
ここまでリーグ戦17試合で6ゴールと決して悪い数字ではないが、決定機を決め切れないシーンが目立つのも事実。
だが、動き出しのクオリティには可能性を感じさせる。かつてリヴァプールで指揮官を務めたラファエル・ベニテスもヌニェスをフェルナンド・トーレスと重ねており、トーレスはベニテス政権で力を発揮した点取り屋だ。
トーレスは当時のプレミアリーグでも1、2を争うストライカーではあったが、ベニテスはトーレスも加入当初はそこまでフィニッシュの質が高かったわけではないと振り返っている。
「トーレスがリヴァプールへやってきたとき、彼はフィニッシュの部分で苦労していた。彼は素晴らしい選手ではあったが、素晴らしいフィニッシャーではなかった。我々は彼とトレーニングを積み、やがて誰もが知るトーレスとなった」(英『Daily Mail』より)。
トーレスも相手の最終ライン裏へ走るセンスがあり、そこはヌニェスとの共通点か。ヌニェスもスピードがあり、ポジショニングには優れている。来季以降ゴール量産の可能性もあるはずで、真の勝負は2年目からと言ってもいいだろう。