ウディネーゼで活躍するベト photo/Getty Images
194cmのサイズと推進力備える大型ストライカー
セリエAで首位を独走しているナポリでは、最前線に入っているナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが大ブレイクしている。現セリエA最高のストライカーなのは間違いなく、ナポリの優勝へ欠かせない存在だ。
しかし、この活躍をビッグクラブが放っておくはずはない。すでにオシムヘン獲得を狙っているクラブが複数存在し、ナポリが守り切れるかは微妙なところだ。
ナポリの方もすでに動いている。オシムヘンの後釜候補と呼ぶべきか、現在ナポリが目をつけているのはウディネーゼFWベト(25)だ。
2021年夏にウディネーゼへ加入したポルトガル人FWのベトは、昨季セリエAで11ゴール、今季もここまで8ゴールを奪うなどインパクトを残している。
194cmのサイズに加えてスピードも備えており、興味深い特長を持つ選手だ。オシムヘンと似た点もある大型ストライカーと言えるか。
そのインパクトから、伊『Calciomercato』は『ベトゴル』と呼ぶ。そのプレイスタイルはダイナミックで、ポルトガル代表でも試してみたい選手の1人だ。大きなクラブでプレイすることで得点力が開花する可能性も十分に考えられる。
ベトとしてもステップアップには最適な頃合いで、強豪でも戦えるだけのポテンシャルは備えている。昨夏のナポリは補強で大ヒットを飛ばしていたが、ベトもそれに続く可能性があるストライカーだ。