華麗なプレイで観客を魅了した現役時代のグティ氏 photo/Getty Images
クワラツヘリアが明かしたグティ愛
ナポリでの大活躍もありついに“憧れの人”から返答をもらうことができた。その選手とは22歳のジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアだ。
夏の移籍市場でナポリへとやってきたクワラツヘリア。すぐさま左ウイングのレギュラーを獲得すると、キレ味鋭いドリブルからゴールやチャンスを次々に生み出しており、すでに公式戦27試合で12ゴール13アシストを記録。セリエA首位を独走し、チャンピオンズリーグでもベスト16まで勝ち上がっている好調ナポリの原動力となっている。
そんなクワラツヘリアは先日、子供の頃からのアイドルがレアル・マドリードなどでプレイしていた元スペイン代表MFグティ氏だと明らかにしていた。英『Football Italia』が伝えている。
「僕がサッカーを好きになったのはグティがきっかけだ。彼がレアル・マドリードでプレイしていた頃、僕は子供だったんだけど、彼のシャツはジョージアでは売られていなくて手に入れることができなかった。だから小さな白いシャツを買って、そこに彼の背番号14を書いたんだ」
するとグティ氏本人がこのクワラツヘリアの発言に反応。同メディアによると、スペインのテレビ番組『El Chiringuito de Jugones』に出演した際にこのようなコメントを残したようだ。
「いつか彼がレアルに来ることを願っているよ。僕が彼のアイドルだとは知らなかったし、僕のプレイを見ることが彼の助けになったと言うのなら、それは価値があることだ」
「僕は彼に何を言うことができるかな? もし彼がマドリードに来たら、僕のサイン入りのシャツを贈れるかもしれないね。そうすれば、もう僕がつけていた背番号14をシャツに書かなくて済む」
まずはナポリでどこまで高みに登っていけるかが注目となるクワラツヘリアだが、もしかするとこういった流れが後押しし、いつかレアルでプレイする彼の姿も見ることができるかもしれない。