アーセナルについて語ったマーフィー photo/Getty Images
良いシーズンを送っている
3日、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦を2-0の勝利で終え、リーグ戦順位を3位に上げたニューカッスル・ユナイテッド。チャンピオンズリーグ出場権獲得がいよいよ現実味を帯びてきているが、9位ブレントフォードとの勝ち点差はわずかに7。
この11試合の中には、トッテナム、アーセナル、チェルシーといった強敵との試合も残っている。しかし、トッテナムやチェルシーが指揮官解任の緊急事態にあることを踏まえれば、シーズン終盤戦の山場はやはり首位アーセナルとの一戦になるだろう。
ニューカッスルは1月上旬に行われたアウェイのアーセナル戦をスコアレスドローに持ち込んでおり、今季のアーセナルに泥をつけた数少ないチームの一つとなっている。それでもFWジェイコブ・マーフィーからすると今季最も厄介だった対戦相手はアーセナルだったようで、英『Football London』がこのようなコメントを取り上げている。
「(厄介だった相手について)チームとしては、アーセナルだ」
「(ミケル・)アルテタは素晴らしい仕事をしたと思う。彼は夏にも実に賢く選手を獲得した。技術的にも多くのチームより優れていると思うが、戦術的にも彼らのように上手く機能させるのは難しいし、彼らのスタイルを封じるのは大変なんだ」
「(オレクサンドル・)ジンチェンコと対戦するのは大変だった。彼は15分ほどで僕とショーン(・ロングスタッフ)の間に3本ものパスを通したと思う」
「あんなパスを出せるほどの余裕はなかったはずだけど、わずかな隙間にボールを通してきた。自分ではいい守備をしていると思っていても、彼はあんな風にパスを出してくるんだ」
「そして(ブカヨ・)サカは明らかに危険だ。(ガブリエウ・)マルティネッリも恐ろしいよ」
まずは下位チーム相手に勝ち点を取りこぼさないことが重要だが、再びアーセナルから勝ち点を拾うことができれば、ニューカッスルはトップ4フィニッシュを一気に手繰り寄せることができるだろう。両者の次回対戦は5月8日のプレミアリーグ第35節となっているが、ここで一体どのようなドラマが待っているのか。