B・ディアスのプレイがミランの勝利に繋がっている photo/Getty Images
カウンターを成立させた
13日、チャンピオンズリーグ準々決勝ミラン対ナポリの1stレグが行われた。MFイスマエル・ベナセルが40分に先制点を奪う展開となり、それを守りきったミランが1-0の勝利を飾っている。
この先制点の場面で光るプレイを見せたのがMFブラヒム・ディアスだった。
ナポリの攻撃を凌いだミランは、最終ラインでボールを拾ったDFダヴィデ・カラブリアが起点となってカウンターを発動。カラブリアは中盤の低い位置にいたB・ディアスへ縦パスを送った。
するとナポリのMFスタニスラフ・ロボツカとDFマリオ・ルイが2人がかりでB・ディアスのトラップ際を狙いにいく。しかしこれを察知したB・ディアスが巧みなターンで2人をかわし、そのまま前進。エリア手前までボールを運ぶと、右にポジションを取っていたFWラファエル・レオンへパスを出し、この折り返しをベナセルがダイレクトでゴールに蹴り込んだ。
B・ディアスはチャンピオンズリーグベスト16のトッテナム戦1stレグでも値千金の決勝点を奪っていた。そして3日に行われたセリエA第28節のナポリ戦でも、2人をかわしてからの見事なスルーパスでレオンの先制点をお膳立て。その後には自らゴールも決め、1ゴール1アシストの大活躍を披露していた。
ベスト16のトッテナム戦と同様に、1stレグで得た1点のリードを守りきれば勝ち上がることができるミランだが、できることなら今度は2ndレグで追加点がほしいところ。再び大仕事をやってのけるB・ディアスの姿に期待だ。