ブライトンで大ブレイクの三笘 photo/Getty Images
1対1の強さは驚異的
過去の日本人選手と比較すると、ブライトンで躍動するFW三笘薫は注目のされ方が異なるか。
これまでも5大リーグで活躍してきた日本人アタッカーはいたが、これほどまでに1対1の勝負を期待される日本人アタッカーも珍しい。
今回のマンU戦ではデュエル勝利数7回、シュート数5本、タックル成功数3回など攻守に印象的な数字を残しており、お得意のドリブルで何度もマンU守備陣を脅かした。
英『Squawka』は「プレミアで最も面白い選手の1人」と三笘を紹介。ボールを持つたびに何かが起こると期待されており、スピードに乗ったドリブルは多くのDFを悩ませている。
SNS上では、現地サポーターより「彼のプレイを見ているのは楽しい」、「三笘は史上最高の日本人選手になる」といった意見も出ている。
ドルトムント時代の香川真司、ミランでもプレイした本田圭佑を中心に5大リーグで活躍したタレントは多いが、三笘は先輩たちを上回る最高の日本人選手となるのだろうか。1対1で仕掛けるプレイに限定すれば、現時点でも歴代最高クラスの日本人選手で間違いないだろう。
一方で、マンU戦ではなかなか決め切れなかったことから「フィニッシュは磨く必要がある」と厳しい指摘も。警戒された中でも得点を奪っていけるのか。ここは今後の課題となりそうで、まずはプレミア二桁得点が目指す目標だ。