今シーズンプレミアでわずか1得点のリシャルリソン photo/Getty Images
移籍初年度で思わぬ苦戦
今シーズンのプレミアリーグは昨シーズンと大きく異なるシーズンを送っている。昨シーズンのトップ4のうち3チームが苦戦しており、そのうちの1つがトッテナムだ。
しかしトッテナムは36節を終えた時点で、7位とCL出場圏争いからも離脱してしまった。そんなトッテナムの選手のうち『Mirror』で「最悪な選手」と酷評を受けているのがFWリシャルリソンだ。今シーズンよりエヴァートンより加入したブラジル人FWには、FWハリー・ケインやFWソン・フンミンと肩を並べる活躍を期待されたが、ここまでプレミアリーグではわずか1得点のみと期待を大きく下回る成績を残している。
その得点も第34節のリヴァプール戦と終盤までノーゴールだった。貴重な同点ゴールに思われたこの得点も直後に失点を許し、劇的な敗戦となってしまった。怪我での離脱の影響も関係しているが、昨シーズンのエヴァートンでは10ゴールを記録していることからも明らかに物足りない結果となっている。
指揮官の交代など、チーム全体の状況も977分という出場時間の少なさに影響しているかもしれないが、移籍初年度は彼にとって苦しい1年となった。リヴァプール戦での得点以降、2試合連続でスタメン出場をしているリシャルリソンは残り2試合で少しでも挽回できるのか注目だ。