バイエルンからの退団を望んでいるアルフォンソ・デイビスphoto/Getty Images
外国人枠の影響か
現在カナダで有名なサッカー選手と言われれば多くの人が思いつく名があるだろう。現在バイエルンで不動の左SBとして活躍するアルフォンソ・デイビスだ。
攻守において素晴らしい身体能力と、サッカーセンス、技術でチームに貢献するデイビスはバイエルンに欠かせない存在である。
そんなデイビスだが、ドイツで孤独に苦しんでいることを理由にバイエルンから退団することを望んでいると多くのメディアが報じており、デイビスもそれを認めているため、今夏に他のクラブへ移籍することが確実視されている。しかしポッドキャスト『Say Less』に出演したデイビスはバルセロナが国籍を理由に移籍を拒否したことを明らかにした。
「バルセロナは実際僕に連絡をとってきた。だけどクラブの代表は僕を必要としていないと言った」
「彼らは僕がカナダ人だから要らないと言っていたんだ。自分の気持ちを1つでも押しつぶすような嘘はつかないよ」
ラ・リーガには外国人枠というシステムが存在しており、試合に出場できる外国人は5人までという制限がある。登録自体は無制限だ。しかし現在のバルセロナの主力級には外国人が多いことは間違いない。外国人選手を増やすことはバルセロナにとって吉と出ない可能性も低くない。
レアル・マドリードもデイビスに興味を持っているということだが、割引価格での購入を検討しており、2024年までは獲得に動かないと同メディアは伝えている。デイビスは果たして本当に今夏に他クラブに移籍することになるのだろうか。
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