ザンビアとの親善試合を落としたドイツ女子代表 photo/Getty Images
ザンビアはなでしこジャパンと同じグループ
今月20日よりスタートする女子ワールドカップ2023。それを前に各国が準備に取り掛かっているのだが、ドイツではちょっとしたサプライズが起きた。
女子FIFAランクで2位につけるドイツは、トローリ・アレーナにザンビア代表を迎えて親善試合をおこなった。ザンビアはなでしこジャパンと同じグループCに入っているチームで、こちらはFIFAランクが77位とそれほど高くない。ドイツにとっては格下だ。
ところが、試合はザンビアのペースでスタート。48分、54分と立て続けにゴールを奪い、ザンビアが2-0とリードする展開となった。
ホームで負けられないドイツも後半アディショナルタイムにリー・シュレルとアレクサンドラ・ポップのゴールで2-2と追いつくが、アディショナルタイム11分目にドラマが待っていた。ザンビアのバーバラ・バンダがロングボールに抜け出し、この日2点目となるループショットを決めて勝負あり。ザンビアが3-2でドイツを撃破してみせた。
親善試合とはいえ、もうワールドカップ開幕まで2週間だ。ドイツにとっては気になる敗北で、一方のザンビアは自信をつけたはずだ。なでしこジャパンも警戒すべきだろう。
SNS上では、「ドイツ代表は男女ともにどうしたんだ」、「これもペップのせいなのか」など様々な意見が出ている。
女子もFIFAランク的には優勝候補の一角と言えるが、今回の黒星を本番へどう活かしてくるだろうか。