ディナモ・ザグレブからオファーが届いた金子 photo/Getty Images
いつか「札幌が育てた」と言えるような選手に
北海道コンサドーレ札幌に所属するMF金子拓郎が、クロアチアの名門ディナモ・ザグレブへ移籍することとなりそうだ。
札幌は16日、宮の沢白い恋人サッカー場で『サポーターズデー2023』を開催。
現在25歳の金子は、日本大学在学時の2019年に札幌への加入が内定。特別指定選手にも選ばれ、同年3月にはJリーグデビューも飾った。2020年に正式入団して以降は、すぐさまレギュラーに定着しており、今季もここまでリーグ戦全試合に出場。8ゴールを記録し、キャリアハイを更新していた。
そんな金子はファン感謝デーで、多くのサポーターたちを前に「ディナモ・ザグレブからオファーをいただいて、チャレンジしたいという思いが強く、行くことを決断しました。特別指定を含めたら4年半、本当に長い間お世話になりました」と胸の内を明かした。感極まり、言葉を詰まらせる場面も見られた。そして「海外に行くからには、もっともっと大きくなって、日本代表を目指して頑張りたいと思っています。いつか金子拓郎は札幌が育てたと、みなさんが胸を張って言えるような選手になります」と意気込みも語っている。