チェルシー時代のアザールは特別だった photo/Getty Images
1位の選手にはサッカーファンも納得?
これまでイングランド・プレミアリーグでは多くの名手がプレイしてきたが、プレミアリーグ史上最高のドリブラーは誰だろうか。
今回英『GIVE ME SPORT』がTOP15を選出しているが、いずれも特別なテクニックを誇る選手ばかりだ。
15位:エベレチ・エゼ
14位:オーガスティン・オコチャ
13位:ハテム・ベン・アルファ
12位:ディミトリ・パイェ
11位:ジョン・バーンズ
10位:ウィルフリード・ザハ
9位:クリス・ワドル
8位:ジャンフランコ・ゾラ
7位:スティーブ・マクマナマン
6位:ダビド・ジノラ
5位:リヤド・マフレズ
4位:ティエリ・アンリ
3位:クリスティアーノ・ロナウド
2位:ライアン・ギグス
1位:エデン・アザール
ランキングはこのようになっている。ベン・アルファやパイェといったファンタジスタ系の選手に加え、トップ5にはアンリやロナウド、ギグスといった名手の名前が並ぶ。5位のマフレズについては、レスター・シティとマンチェスター・シティでタイトルを獲っていることも大きい。爆発的なスピードの持ち主ではないが、右サイドからのドリブルには鉄板と呼んでいい相手DFを崩すパターンを持っている。
ロナウドも若い頃はドリブラーのイメージが強く、サイドを中心に派手なフェイントで観衆を盛り上げるタイプの選手だった。マンチェスター・ユナイテッド時代のドリブルは特別なレベルにあったと言える。
そして1位はアザールだ。同メディアはアザールについて「キャリアが急速に悪化したこともあり、全盛期のアザールがどれほど印象的だったか忘れてしまいがちだが、元チェルシーの選手ほどドリブルに優れた選手はいなかった。プレミアリーグでのキャリアを通じてアザールは1試合平均3.7回のドリブル成功数を記録しているが、これは彼がイングランドで7年間過ごしたことを考えると信じられないほどの数字である」と絶賛する。
移籍したレアル・マドリードでは残念な結果になったが、チェルシー時代のアザールは1対1で抑えるのが不可能に近いアタッカーだった。ボールが足から離れず、その精度はリオネル・メッシやネイマールといったドリブラーをも上回るかもしれない。