フランス戦は本領を発揮したリュディガーphoto/Getty Images
本領発揮
日本代表戦に敗れた結果、監督のハンジ・フリックが解任されたドイツ代表は、フランス代表との親善試合に臨んだ。
試合開始直後にゲームはいきなり動く。
4分にベンヤミン・ヒンリヒスが深い位置でマイナス気味に鋭いクロスを上げ、それをうまく胸でトラップしたトーマス・ミュラーが冷静にゴールに流し込んだ。
試合開始早々に先制したドイツ。これまでの悪い流れを断ち切るような綺麗な連携プレイであった。
その後、ドイツはフランスに攻め込まれる時間が続くも、堅いディフェンスで前半を無失点に抑えた。前半ランダル・コロ・ムアニとの1対1を完封するアントニオ・リュディガーの姿が見られ、日本戦と人が変わったような活躍でチームに貢献した。
後半もフランスがボールを持つ時間は長かったがドイツも集中力を切らさない。55分に激しいチャージでイエローカードをもらうも、リュディガーは体を張ったシュートブロックを見せチームを鼓舞していた。
後半サネのゴールで1点を追加したドイツ。試合終了間際にPKを献上し失点したが、2−1で試合が終了した。
日本戦とまるで違うチームのように連携が取れていたドイツ代表。特に日本戦でジョギング守備が大批判を浴びたリュディガーだったが、この試合ではフランス代表の攻撃を抑える素晴らしい活躍を見せている。
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