PSGは今節ニースに敗れた photo/Getty Images
戦力的に言い訳は許されぬ
パリ・サンジェルマンが早くも国内で躓いている。15日にはホームにOGCニースを迎え、まさかの2-3で敗北。
データサイト『Opta』によると、2011年にカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)がチームを買収して以降では、開幕5試合で勝ち点8しか稼げていないのはワーストのスタートだという。
思えば昨季もPSGはリーグ・アンを制したものの、引き分けが4つ、黒星は7つもあった。国内最強のPSGが11試合も白星取りこぼすのは異常事態であり、2位RCランスとの勝ち点差は僅か1ポイントだった。今季からPSGの指揮官はルイス・エンリケに代わっているが、昨季からの嫌な流れが続いているとも言える。
今夏にはFWリオネル・メッシ、ネイマールが去ったが、代わりにFWゴンサロ・ラモス、ランダル・コロ・ムアニ、マルコ・アセンシオ、ブラッドリー・バルコラ、ウスマン・デンベレ、イ・ガンイン、MFマヌエル・ウガルテ、DFミラン・シュクリニアル、リュカ・エルナンデスら即戦力を大量補強している。
一部ではエースのキリアン・ムバッペ中心のチームになったことにより、昨季より良い結果が望めるのではなんてポジティブな見方もあった。しかし、今季の立ち上がりはかなりスローだ。
戦力的には言い訳の許されないレベルにあるが、エンリケは素早く修正できるのか。