ユヴェントスに所属するミリク photo/Getty Images
前線にはローテーションするだけの余裕がある
26日にセリエA第6節でレッチェと対戦したユヴェントスは、2トップにフェデリコ・キエーザとアルカディウシュ・ミリクを起用した。
ドゥシャン・ヴラホビッチをベンチスタートとしたのだが、代わりに先発したミリクが決勝ゴールを記録。
ミリクはこれが今季初ゴールだったが、伊『Gazzetta dello Sport』はユヴェントス第3のFWと言えるミリクのことを絶賛する。ヴラホビッチの代役を務められるだけの実力があると高い評価を受けているのだ。
「ミリクはイタリアの戦いを知り尽くしている。彼は違いを生むためのプレイを理解しており、これこそアッレグリが彼をキエーザやヴラホビッチと同じレベルの選手と見なす理由でもある。ミリクはセカンドストライカーとして機能することもできる。これにより、アッレグリはより頻繁に前線をローテーションすることができる」
今回はレッチェ戦の3日前にサッスオーロ戦が組まれていたこともあり、スケジュールが厳しいものとなっていた。ヴラホビッチを休ませるうえで、ミリクの存在は非常に大きい。
レッチェ戦は全体的にパスミスも多く、反省材料の多いゲームではあった。しかしミリクのゴールで勝ち切ったことが何より大きく、スクデット奪還にはヴラホビッチ、キエーザ、ミリク、さらには若手FWモイーズ・キーンらの得点量産が欠かせない。ミリクに早い段階で今季1号が生まれたのはポジティブと言えよう。