今シーズンよりアーセナルでプレイするライス photo/Getty Images
高い位置でのプレイも増えているライス
今夏に総額1億500万ポンド(約190億円)もの移籍金でアーセナルに加入したイングランド代表MFデクラン・ライス。
チームにすぐさまフィットしたライスは今ではチームに欠かせない存在となり、移籍金に見合う活躍をここまで見せている。
そんななか、アーセナルで活躍し、98年のW杯でフランス代表を優勝に導いたメンバーの1人であるエマニュエル・プティ氏はライスの起用法を指摘している。
「アーセナルにおけるデクラン・ライスの優先事項は、チームのバランスを維持し、チームのためにボールを取り戻すことであるはずだ。彼はそれらのことをとても上手にできる。彼は非常に素晴らしいホールディングミッドフィールダーなので、昨シーズン、ジャカがプレイした8番の役割では少し無駄になっていると思う」
「昨年のジャカのようなプレイを彼に求めることはできない。それは彼のポジションではないからだ。 彼のベストポジションはホールディングミッドフィールダーであり、監督はそこに彼を起用すべきだ。アルテタがどのようなプレイを望んでいるのか、その根本にあるものだ」(英『Daily Mail』より)
最近は[4-3-3]のIHで起用され、いいプレイを見せているライスだが、プティ氏は同選手が最も生きるアンカーでのプレイをさせるべきだと語っている。
また同氏は、ジャカが昨シーズン行っていた役割をできる選手としてバイエルンのMFレオン・ゴレツカとMFヨシュア・キミッヒの名前を挙げており、獲得のターゲットにすべきだとコメントしている。
8番でもいいプレイを見せているライスだが、自身のベストポジションは6番だと、以前インタビューにて答えている。MFカイ・ハフェルツやMFファビオ・ビエイラといった選手もアーセナルにはいるが、ここ数試合アンカーはMFジョルジーニョが務めることが多くなっている。
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