派手なセレブレーションはサッカーの醍醐味の1つでもあるが…… photo/Getty Images
喜ぶのは勝ってからとの意見も
サッカーの世界ではゴールを決めた際に派手なセレブレーションを見せる選手も多い。膝でスライディングして喜びを表現したり、サポーターのところへ駆け寄って全員で感情を爆発させるタイプのセレブレーションもある。
ただ、こうしたセレブレーションに疑問を抱いている指揮官もいる。イングランド4部相当となるリーグ2にて、今季17試合を戦って9勝8分の成績で2位につけているマンスフィールド・タウンFCを指揮するナイジェル・クラフだ。
英『BBC』によると、クラフは試合が終わってから喜びを表現すればいいのではと語り、試合中の派手なセレブレーションはスタミナを無駄に消費するだけだと指摘する。
「試合がまだ接戦となっているときにゴールを祝う意味が本当に分からない。ちょっとやり過ぎだと思うね。もう少し慎重になって、スタミナを節約したほうがいい。キックオフで再開したらすぐにボールを 取りに行かなければならないからね。試合の終わりに勝てたのであれば、その時がセレブレーションの時だよ」
同メディアによると、クラフが指揮するマンスフィールド・タウンはゴールを決めても派手に祝わないのだとか。スタミナの節約を考えるならば、それも1つの手法か。
ただ、大きく喜びを表現することでチーム全体の士気が高まり、相手にプレッシャーを与えるところもあるだろう。これはファンによって意見が分かれそうだが、指揮官としてはセレブレーションでスタミナを消費するのは避けてほしいところか。
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