長谷川も欧州で活躍を続けている photo/Getty Images
W杯でもクオリティは証明済み
昨年行われた女子ワールドカップ2023でベスト8に入ったなでしこジャパンは、グループステージで優勝したスペイン代表を4-0で粉砕するなど、一時は優勝候補筆頭とも言われた。
そのパフォーマンスは世界を驚かせることになり、日本人選手のクオリティを証明する大会になった。
英『BBC』は発展を続けるイングランドのウィメンズ・スーパーリーグに今後多くの日本人選手が参戦するはずと見ている。例えばマンチェスター・シティではなでしこジャパンの中心選手であるMF長谷川唯が活躍しているが、チームを指揮するガレス・テイラーも日本人選手のクオリティに注目している人物の1人だ。
「日本人選手がどんどん増えてくるだろうし、その理由も理解されるだろう。最近になって少しずつ選手の流入が見られるようになった。彼らは非常に規律があり、強度のレベルも高く、戦術理解度も非常に高い。ユイは私たちにとても多くのものを与えてくれる。彼女は非常にクレバーなサッカー選手だ。彼女のゲームの読みは誰にも負けない。彼女には信じられないほどの才能がある」
リヴァプールFCウィメンにはMF長野風花、マンチェスター・ユナイテッドWFCにはワールドカップでも大活躍だったFW宮澤ひなた、ウェストハムFCウィメンにはFW植木理子、レスター・シティWFCにはDF宝田沙織、MF籾木結花もいる。
女子ワールドカップの出場国は32まで増え、クラブシーンも欧米は盛り上がっている。そこへの参戦は日本人選手のレベルアップにも繋がるはずで、パリ五輪を含めタイトルを狙うなでしこジャパンの挑戦に期待がかかる。