フランクフルトを率いたグラスナー監督 photo/Getty Images
パレスは監督交代が既定路線か
プレミアリーグ15位、勝ち点24と成績が低迷するクリスタル・パレス。降格圏にいる18位エヴァートンとの勝ち点差は「5」であり、予断を許さない状況となっている。
そんななか、指揮官ロイ・ホジソンの後任についての噂があとを絶たない。不満を抱えたサポーターのなかにはすぐに首を切るべきだと主張する者もいるようだが、どちらにしても任期は今季いっぱいとなっていて、新たにチームを託す指揮官を探す必要があることには変わりない。
スティーブ・クーパー、フレン・ロペテギなどが候補にあがる中、浮上してきたのがブンデスリーガでフランクフルトなどを率いたオリバー・グラスナー氏であると英『Daily Mail』などが伝えている。同紙によると、クラブ幹部はすでにグラスナー氏とコンタクトをとっているようだ。
フランクフルトで長谷部誠や鎌田大地とともに戦ったことで、日本でも知られるグラスナー氏。ドイツの「ラングニック派」の一翼とされ、運動量の多いWBと、長谷部も務めた「リベロ」を置く[3-4-3]がグラスナー流の基本だろうか。選手にハードワークを求め、組織化された守備と鋭いカウンターで戦う中堅クラブ向きのスタイルは確かにパレスに合っているかもしれない。
パレスはどのような決断を下すのか、注目が集まる。

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