「右サイドバックとしては完全に失敗」 バイエルンでも評価揺れ...の画像はこちら >>

バイエルンでプレイするキミッヒ photo/Getty Images

フライブルク戦では厳しい評価に

ドイツ代表ではMFトニ・クロースの代表復帰がアナウンスされ、それに合わせて中盤の構成が変化すると考えられている。

大きく変化すると予想されるのは、バイエルンMFジョシュア・キミッヒのポジションだ。

キミッヒは中盤からゲームを組み立てられる選手だが、同時に右サイドバックもこなせる。そのため、クロースの復帰に合わせてキミッヒが右サイドバックへ回ることになると予想する声は多い。

ただ、独『Bild』はこの起用法が上手く機能するか疑問視している。キミッヒは右サイドバックに入れる選手ではあるが、問題は現在のキミッヒがその役割に納得するかどうかだろう。

バイエルンでもキミッヒを右サイドバックで起用するパターンはあり、指揮官トーマス・トゥヘルは先日のフライブルク戦でもキミッヒに右サイドバックを任せている。しかし、フライブルク戦でのパフォーマンスはあまり良いものではなかった。
結果的にキミッヒは64分でベンチへ下げられていて、明らかに納得していないように見えた。

「キミッヒは十分な努力をせず、それを見たフライブルクはキミッヒの守る右サイドを重点的に攻撃した。結果的にキミッヒはライマーと64分に交代することになり、激怒した。ポジションミスやパスのミスなど、右サイドバックとしては完全に失敗だ。ナーゲルスマンもそのポジションで何をしたいのか考えなければならない」

同メディアはこのようにフライブルク戦でのキミッヒを厳しく批判していて、右サイドバックで上手くいくかは分からない。バイエルンでも100%満足していないのは明らかで、スペイン『Mundo Deportivo』は獲得に関心を示すバルセロナにもチャンスがあるのではと現状を注視している。


本来はバイエルンとドイツ代表の中心となる実力者だが、EURO2024へキミッヒの起用法はどうなっていくのか。