レヴァークーゼンでプレイするヴィルツ photo/Getty Images
若き2人のテクニシャンがドイツのカギ握る
今季ブンデスリーガで快進撃を見せるレヴァークーゼンでは、チームの10番を背負うMFフロリアン・ヴィルツの躍動が目立っている。
まだ20歳のテクニシャンは指揮官シャビ・アロンソのスタイルにフィットしていて、2列目から自由自在に動いている。
ここまでリーグ戦では7ゴール10アシストを記録していて、これは2021-22シーズンと全く同じ数字だ。今季はまだ試合が残っているため、2シーズン前の数字を超えられるかもしれない。
市場価値もアップしており、今月27日に情報サイト『Transfermarkt』が発表した最新の市場評価額では、ヴィルツに1億1100万ユーロもの価値がつけられている。これはブンデスリーガの中ではバイエルンFWハリー・ケイン、MFジャマール・ムシアラと並んでリーグトップタイだ。
特にムシアラとヴィルツはドイツ代表でも要注目で、今夏のEURO2024では2人が2列目で並ぶパターンもあるかもしれない。両者とも狭いエリアでボールを持てるテクニック、突破力があり、ドイツの攻撃をリードする存在となれるはずだ。