ヴェローナ戦にフル出場した鎌田 photo/Getty Images
監督交代で立場は大きく変化
指揮官がマウリツィオ・サッリからイゴール・トゥドールに代わり、ラツィオでは日本代表MF鎌田大地の立ち位置がガラリと変わった。
今季よりラツィオでプレイする鎌田だが、サッリ体制では信頼を掴めなかった。
試合はマッティア・ザッカーニの決勝ゴールでラツィオが1-0と勝利を収めたが、地元メディア『La Lazio Siamo Noi』はサポーターから鎌田への愛情が爆発していると日本の司令塔を絶賛する。
「ザッカーニのゴールで試合は決着したが、試合の主役と呼べる選手の中にはまたも鎌田大地がいる。彼は高いクオリティとエネルギーを兼ね備え、チームメイトの得点にも貢献。カウンターアタックを仕掛けるうえで貴重なボールリカバリーもあった」
「SNS上では『鎌田、愛してる』、『素晴らしいパフォーマンス。ここまで彼のプレイを楽しめていなかったが、残ってほしい』と残留への期待を明かす声もある」
ここ1か月ほど鎌田の去就を巡る様々な話題が出ており、イングランドやドイツ方面からの関心も噂される。ラツィオ残留の可能性もゼロではないはずで、今現地のサポーターは鎌田の残留を望んでいる。