アメリカ代表はコパ・アメリカでも上位進出を目指す photo/Getty Images
W杯へ貴重な準備となる
EURO2024に1週間遅れる形で、今月21日からアメリカではコパ・アメリカ2024がスタートする。ホスト国のアメリカ代表は上位進出を狙うと同時に、2026年に予定されている北中米ワールドカップへ向けた貴重なテストの場になる。
グレッグ・バーホルター率いるアメリカにとって最大の目標が2026ワールドカップでの上位進出で、カナダ、メキシコ、アメリカの3国共催の大会とあってアメリカの意気込みは相当なものだ。
『CBS Sport』によると、バーホルターはワールドカップ前最後の大きな大会になるとコパ・アメリカへの意気込みを語っており、2026ワールドカップへどう繋げるか思案しているようだ。
「コパ・アメリカはこのチームの成長に不可欠で、チームにとって非常に重要な大会だと思っている。これはワールドカップ前の最後のメジャートーナメントだ。ゴールドカップもあるけど、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、コロンビアといったコパ・アメリカに出場する南米の4大チームの存在を考えると、ゴールドカップの競争力はコパ・アメリカに及ばないからね。我々はそのうち1チームと今大会で対戦できる(ウルグアイ)。さらに上へ進めば他のチームと対戦する可能性もある。そうした意味でも我々にとって大きな大会であり、自信を持ってワールドカップに臨むための土台としたい。チームに自信をもたらすべくチームは全力で取り組んでいるし、良いパフォーマンスをしたいね」
アメリカはコパ・アメリカでボリビア、パナマ、ウルグアイと同じグループに入っており、ウルグアイを除けばそれほど困難なグループとは言えない。決勝トーナメント進出はマストの目標であり、南米の強豪と1つでも多く戦ってワールドカップへ備えたいところだ。