得点だけでなく鋭い突破も見せたガクポ photo/Getty Images
リヴァプールでは最適なポジションが定まっていない
EURO2024決勝トーナメント・ラウンド16でルーマニア代表と対戦したオランダ代表。シュート23本、支配率66%を叩き出し、ルーマニアをまったく寄せ付けない3-0の完勝であった。
この試合で先制点を奪ったのがリヴァプール所属のFWコーディ・ガクポだ。ガクポは左ウイングとして先発すると、20分にカットインから見事な一撃をニアに突き刺した。63分にもゴール前の混戦に反応しボールを押し込んだのだが、これはオフサイドの判定。しかし83分にはポケットを取るドリブルでDFを引き付け、ドニエル・マレンのゴールをアシストしている。
大活躍だったガクポのパフォーマンスに、所属クラブのリヴァプールでも左ウイングで起用してほしいという声が上がっているようだ。英『Daily Mail』が伝えている。
同紙が紹介したリヴァプールファンのSNSでは、「コーディ・ガクポ。彼は左ウインガーだ。これで一件落着」と書かれている。また、元リヴァプールFWのダニエル・スタリッジ氏は「ガクポはオランダにとって異色の選手。リヴァプールFCは彼の力を最大限に引き出さねばならない」とポストした。
リヴァプールでは最前線だけでなく、インサイドハーフとして起用されることも多かったガクポ。
左ウイングはおもにルイス・ディアスのポジションであり、ガクポが左に回ることは稀だったが、この活躍はアルネ・スロット新監督を悩ませることになるかもしれない。
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