パナマ戦でゴールを決めたヌニェス photo/Getty Images
新監督とはじまる新たなサイクル
ダルウィン・ヌニェスは現在、コパ・アメリカで4試合で2得点を挙げ、ウルグアイ代表はベスト4まで勝ち進んでいる。リヴァプールでの昨季終盤は、10試合無得点に終わったことでリヴァプールファンとの対立、そして『Instagram』のユニフォーム姿の写真を全て消したことから、バルセロナをはじめとする他のクラブへの移籍が確実視されていた。
「私が見た限りでは、彼はチームで複数の役割を担っており、どのポジションでプレイしてもらう予定かを彼に伝えた。私は彼のような選手を好んでおり、私のチームでもプレイスタイルにとてもよく合うだろうと思う。すでに彼に伝えたが、彼は私が直接連絡を取った選手の1人だ」
「彼は昨季、シュートチャンスでゴールを決めることに苦労したかもしれないが、何度もチャンスが生まれるポジショニングを取ったことも事実だ。彼は来季のチームで本当にうまくフィットすると思うが、このようなビッグクラブでは彼のいるストライカーのポジションでプレイできる選手がもっとたくさんいるのは普通のことだ。彼にとってどのポジションでプレイするかは明らかで、私にとってもそれは明らかだ。私が彼に伝えたことで彼もそれを理解している」
加えて、アルネ・スロットはリヴァプールでの仕事について「クラブの雰囲気はつかめている」とし、「我々の目標は勝利してリーグのトップに立つことだ」と語った。
「ユルゲン(・クロップ)監督の下でプレミアリーグとチャンピオンズリーグで優勝する前のことだ。チームがトロフィーを獲得していなかった当時でも、誰もが前向きだったように見えた」
「38試合戦い抜いて優勝したい。しかし、その地位に到達するには、スタジアムに来て日々懸命に努力し、向上し続けなければならない。それが我々がやらなければならないことだ」
前任者であるユルゲン・クロップ氏が偉大な黄金期を築き上げただけに、アルネ・スロット新監督にかかる重圧も大きい。