RCストラスブールへの再レンタルが濃厚となったチェルシーMFアンドレイ・サントス photo/Getty images
2023年3月には記念すべきA代表デビュー
チェルシーに所属するブラジルの逸材は再びレンタル移籍で経験を積むようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーはMFアンドレイ・サントスを23-24シーズンと同様にRCストラスブールへレンタル移籍させることを決断したという。
現在20歳のA・サントスはヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で2022年1月にトップチーム昇格を果たすと、2023年1月には1200万ユーロの移籍金でチェルシーに完全移籍。労働許可証の問題により2023年3月に古巣にレンタル移籍で帰還し、同年6月にチェルシーに復帰すると、その後は出場機会を求めてノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を決断。しかし同クラブでの公式戦出場は僅か2試合にとどまり、1月に再度チェルシーに復帰すると即座にRCストラスブールにレンタル移籍していた。
そんなA・サントスだが、RCストラスブールではクラブの主力としてリーグ戦11試合に出場し、1ゴールを記録。フランスの地でそのポテンシャルを発揮し、24-25シーズンはチェルシーでの活躍が期待されていたが、再びRCストラスブールにレンタル移籍することになるようだ。
A・サントスは米国ツアー終了後にチェルシーから離脱する見通し。また同氏によると、チェルシーは同選手を将来的にクラブで大きな役割を担う存在として考えており、買取条項を付ける計画はないという。
2023年3月には記念すべきA代表デビューも飾った王国ブラジルの逸材A・サントス。24-25シーズンも武者修行が続くが、その活躍から目が離せない。